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  • 設立趣旨

    脳神経外科としての急性期の華やかな治療の影に、多くの後遺症を残される患者がいる。その中でも植物症と呼ばれる患者は際たるものである。これは脳外科医の責任でもあり、これにも眼を向けなければならない現状や、植物症の患者の中にも意識を回復されたという経験が多数の脳外科医にある。これらにより意識障害患者の研究・治療に向けて、藤田保健衛生大学脳神経外科、神野哲夫教授による今回の設立のきっかけとなった。

    沿革

    遷延性意識障害患者の研究・治療を目的に、世話人として太田富雄先生、高倉公朋先生、坪川孝志先生の意識障害の治療研究会の第一人者の御推薦を受け、意識障害の治療研究会として、1991年12月16日に発足。
    以来、意識障害の治療研究についての全国学会が毎年に渡り開催されています。内容も、医師、研究者のみならず、看護師をはじめとするコメディカルも参加する大変ユニークな会として発展し続けています。

    役員名簿

    2021年8月6日更新

    氏名学会内役職施設・役職
    加藤 庸子理事長藤田医科大学ばんたね病院 脳神経外科 教授
    奥寺 敬副理事長国立大学法人富山大学 客員教授(附属病院 先端危機管理医学講座)
    篠田 淳副理事長木沢記念病院中部療護センター センター長
    青柳 陽一郎理事日本医科大学病院 リハビリテーション科 教授
    足立 好司理事日本医科大学武蔵小杉病院 教授
    井川 房夫理事島根県立中央病院 脳神経外科 部長
    石川 達哉理事秋田県立脳血管研究センター 脳神経外科 診療部長
    岩渕 聡理事東邦大学医療センター 大橋病院 脳神経外科 診療部長
    上田 孝理事医療法人社団孝尋会 上田脳神経外科 院長
    大熊 洋揮理事国立病院機構弘前病院 病院長
    小畑 仁司理事大阪府三島救命救急センター 所長代理
    大沢 愛子理事国立長寿医療研究センター 健康長寿支援ロボットセンター 認知行動科学研究室 室長
    喜多村孝幸理事五反田リハビリテーション病院 副院長
    木内 博之理事山梨大学医学部 脳神経外科 教授
    葛田 衣重理事千葉大学医学部附属病院 地域医療連携部
    黒岩 敏彦理事社会医療法人信愛会 畷生会脳神経外科病院 名誉院長
    栗栖 薫理事中国労災病院 病院長
    小林 繁樹理事自動車事故対策機構 千葉療護センタ- センター長
    近藤 和泉理事独立行政法人国立長寿医療研究センター 機能回復診療部 部長
    才藤 栄一理事藤田医科大学医学部リハビリテーション医学I講座 教授
    坂本 哲也理事帝京大学医学部附属病院 救命救急センター 教授
    鈴木 明文理事秋田県立病院機構 理事長
    鈴木 倫保理事新百合ヶ丘総合病院 脳神経救急・外傷センターセンター長
    周郷 延雄理事東邦大学医療センター大森病院 脳神経外科 教授
    竹内 栄一理事医療法人清水会 京都リハビリテーション病院 名誉院長
    竹島 秀雄理事宮崎大学医学部 医学科脳神経外科学講座 教授
    田宮 隆理事香川大学 医学部 脳神経外科 教授
    冨永 悌二理事東北大学大学院医学系研究科 神経外科学分野 主任教授
    中村 博彦理事中村記念病院 院長
    永山 正雄理事国際医療福祉大学大学院医学研究科脳神経内科学教授
    難波 宏樹理事浜松医科大学医学部脳神経外科 名誉教授
    西澤 茂監事産業医科大学 名誉教授
    廣瀬 雄一理事藤田医科大学医学部脳神経外科 教授
    日高 紀久江理事筑波大学医学医療系 教授
    平山 晃康理事日本大学医学部脳神経外科 教授
    藤木 稔理事大分大学医学部脳神経外科 教授
    本望 修理事札幌医科大学付属病院神経再生医療科 神経再生医療学部門 教授
    前島 伸一郎理事金城大学 看護学部 学長
    松居 徹理事松弘会 三愛病院 統括院長
    眞野 惠好理事藤田医科大学病院 統括看護部長
    森田 功理事藤田医科大学医学部脳神経外科 教授
    守谷 俊理事自治医科大学附属病院さいたま医療センター 教授
    長嶺 義秀理事
    (会計担当)
    一般財団法人 広南会 広南病院 東北療護センター 顧問医
    塩貝 敏之監事
    (会計担当)
    仁誠会 奈良リハビリテーション病院 副院長・脳神経内科部長
    尾内 一如幹事西知多リハビリテーション病院 病院長
    深谷 親幹事日本大学脳神経外科 診療教授
    相原 晶子評議員藤田医科大学ばんたね病院 看護部長
    浅野 好孝評議員木沢記念病院 中部療護センター 脳神経外科 部長・准教授
    浅香 えみ子評議員獨協医科大学越ヶ谷病院
    井川 房夫評議員島根県立中央病院 脳神経外科 部長
    落合 秀信評議員宮崎大学医学部病態解析医学講座 救急・災害医学分野 教授 宮崎大学医学部附属病院 救命救急センター センター長
    木澤 晃代評議員日本大学附属病院 看護部長
    押野 悟評議員大阪大学医学部脳神経外科 講師
    大石 明宣評議員医療法人信愛会 大石医院 理事長
    大高 洋平評議員藤田医科大学医学部リハビリテーション医学I講座 教授
    衣笠 和孜評議員岡山療護センター センター長
    片岡 恵美子評議員自動車事故対策機構 岡山療護センター 看護師長
    角丸 圭子評議員中村記念病院 看護本部長
    河井 信行評議員かがわ総合リハビリテーション病院 副病院長
    岸部 友美評議員自動車事故対策機構 千葉療護センタ- 看護部
    小島 菜穂子評議員藤田医科大学岡崎医療センター 看護部長
    佐々木 祐典評議員札幌医科大学医学部附属フロンティア医学研究所 神経再生医療学部門
    佐々木 正弘評議員地方独立行政法人秋田県立病院機構 秋田県立脳血管研究センター
    嶋村 則人評議員弘前大学大学院医学研究科・脳神経外科学講座 講師
    瀧澤 克己評議員旭川赤十字病院 脳神経外科 部長
    豊田 章宏評議員中国労災病院 リハビリテーション科 部長
    早坂 たけみ評議員一般社団法人 広南病院 看護部長
    日高 艶子評議員聖マリア学院大学大学院 看護学研究科
    藤田 浩二評議員公立那賀病院 脳神経外科(副院長)
    藤巻 高光評議員埼玉医科大学医学部脳神経外科 教授
    丸山 隆志評議員東京女子医科大学脳神経外科 講師
    水成 隆之評議員日本医科大学千葉北総病院 脳神経外科 部長
    三宅 啓介評議員香川医科大学医学部脳神経外科 教授
    村石 健治評議員一般財団法人広南会広南病院 東北療護センター センター長
    矢野 大仁評議員木沢記念病院 脳神経外科 部長
    山口 研一郎評議員やまぐちクリニック 院長
    山城 勝美評議員県立南部医療センター
    山本 淳考評議員産業医科大学脳神経外科学教室 教授
    若杉 雅浩評議員富山大学大学院危機管理医学講座 診療教授

    委員会

    会則

    平成29年7月8日改訂

    ■第1章 総則

    第1条(名称)

    1. 本会は、「日本意識障害学会」と称する。
    2. 本会の英文名称を「Japan Coma Society」とする。

    第2章 目的及び事業

    第1条(目的)

    本会は、意識障害の治療に関する研究の向上を図り、その成果の普及を目的とする。

    第2条(事業)

    本会は、第2条の目的を達成するため、次の事業を行う。

    1. 年1回の学術集会開催
    2. 研究の奨励・助成及び促進
    3. 共同研究の推進及び調整
    4. 意識障害に関する国民への啓発
    5. 内外の関係諸団体との連絡及び提携
    6. その他必要な事業

    第3章 会員

    第4条(会員構成)

    1. 会員は、本会の目的に賛同し、その達成に協力する医師およびその他の医療従事者等によって構成する。
    2. 本会に入会を希望するものは、所定の用紙に必要事項を記入し、事務局に申し込むものとする。
    3. 本会の事業に大きな功績があったものを、理事会、評議員会の承認により名誉会員とする。

    第5条(会費)

    会員は、毎年年会費(別に定める)を納入しなければならない。

    第6条(退会)

    1. 退会を希望するものは、所定の用紙に必要事項を記入し、事務局に申し出るものとする。
    2. 3年間年会費を納入しなかった会員は、理事会、評議員会の承認により退会を決定する。

    第4章 役員

    第7条(種別)

    本会には、次の役員を置く。

    1. 理事長   1名
    2. 副理事長  2名
    3. 理事    若干名(会長1名、理事長1名を含む20名前後)
    4. 監事    2名
    5. 幹事    2名
    6. 評議員   若干名(会員総数の5~10%)
    7. 常務理事の設置について
      構成員 前期、前々期会長、今期会長、次期会長、次々期会長、理事長 計6名
      陪席は理事長が決定する。

    第8条(役員の選任)

    1. 評議員は、会員の中から理事1名が推薦し、理事会、評議員会の審議を経て総会において承認する。
    2. 理事及び監事は、評議員の中から2名の理事が推薦し、理事会、評議員会の議を経て総会において承認する。
    3. 理事長は、理事の互選により定める。
    4. 会長は、理事、評議員の中から、理事会において推薦され、理事会、評議員会の議を経て総会において決定する。
    5. 幹事は評議員の中から、理事会、評議員会の承認を得て、理事長が嘱託する。
    6. 理事及び監事は相互に兼ねることができない。
    7. 監事及び幹事は相互に兼ねることができない。
    8. 会長職を務めた理事は滿70歳以降 “名誉会員”、その他の理事は滿70歳以降 “特別会員” と称する。

    第9条(職務)

    1. 会長は、本学会を総括し、定期的に学術集会、評議員会を主催する。
    2. 理事長は本学会を代表する。
    3. 理事は理事会を組織し、この規約の定めるもののほか、本学会の総会及び評議員会に属する事項以外の事項を議決し、執行する。
    4. 監事は本学会の業務及び財産に関し監査を行う。
    5. 幹事は民法第59条に従い、本学会の事務的業務を行う。
    6. 評議員は評議員会を組織し、次の事項を審議し、総会の承認を得なければならない。
      1. 事業計画及び収支予算
      2. 事業報告及び収支決算
      3. 事業遂行に関する細則の制定及び改廃
      4. その他本学会の組織、運営に関する重大事項

    第10条(役員の任期等)

    1. 理事の任期は通常総会の終了日の翌日から2年後の総会の日までとし、再選を妨げない。
    2. 会長の任期は前回学術集会終了時から当該学術集会までの1年とする。
    3. 理事長の任期は満70歳までとする。
    4. 役員の任期 理事・幹事・監事・評議員の任期は滿70歳までとする。
    5. 評議員は連続3年以上正当な理由なくして評議員会等を欠席した場合、理事会、評議員会の審議を経て評議員の資格を喪失する。

    第5章 会議

    第11条(理事会)

    1. 定例理事会は毎年1回以上理事長が招集する。又理事長は、必要と認めたときは臨時理事会を招集することができる。3分の1の出席者があれば会開催が成立する。
    2. 会長から請求のあったとき、又は理事の3分の1以上から請求のあったときには、理事長は臨時理事会を招集しなければならない。
    3. 理事会の議長は、理事長とする。
    4. 理事会は理事長、会長、理事、監事、幹事によって構成される。

    第12条(評議員会)

    1. 定例評議員会は、毎年1回以上会長が招集する。又会長は、必要と認めたときは臨時評議員会を招集することができる。
    2. 理事長又は評議員の5分の1以上の請求があったときは、会長は臨時評議員会を招集しなければならない。
    3. 評議員会の議長は、会長とする。
    4. 評議員会は、会長、理事長、理事、監事、幹事、評議員によって構成される。

    第13条(総会)

    1. 総会は、会員をもって構成する。
    2. 通常総会は毎年1回理事長が招集する。又理事長は、必要と認めたときは臨時総会を招集することができる。
    3. 会長、評議員会または会員の5分の1以上の請求があったときは、会長は臨時総会を招集しなければならない。
    4. 総会の議長は、会長とする。

    第14条(会員への通知)

    総会の議事の要領及び議決した事項は、全会員に通知する。

    第15条(議事録)

    すべての会議には、議事録を作成し議長が署名の上これを保存する。

    第16条(学術集会)

    1. 学術集会は当該会長が招集し任期内に開催される。
    2. 学術集会においての演者は、会員に限る。
    3. 会員以外の学術集会の参加を可とする。

    第6章 資産及び会計

    第17条(資産)

    本会の資産は、次をもって構成する。

    1. 年会費
    2. 助成金及び補助金ならびに交付金
    3. 賛助金及び寄付金品
    4. 事業にともなう収入
    5. 資産により生ずる収入
    6. その他の収入

    第18条(資産の管理)

    本会の資産は、事務局が管理する。

    第19条 (会計年度)

    本会の会計年度は、毎年7月1日に始まり6月30日に終わる。

    第7章 会則変更

    第20条 (会則の変更)

    本会会則(附則を除く)を変更するには評議員3名以上の提案により理事会、評議員会で審議し、総会出席会員の3分の2以上の賛成をもって承認とみなす。

    第8章 事務局

    第21条 (所在地と連絡先)

    本会の事務局の所在地と連絡先は、

    藤田保健衛生大学坂文種報德會病院脳神経外科
    〒454-0012 愛知県名古屋市中川区尾頭橋三丁目6番10号
    TEL(052)321-8171/FAX:052-323-5800 kyoko@fujita-hu.ac.jp

    附則

    1. 会議(理事会、評議員会、総会)は文書によってもその決議に参加することができる。
    2. 理事会の定数は文書による方法を含めて定員の3分の2以上の参加を必要とする。
    3. 各種会議の議決は出席者の過半数の賛成を以って行う。
    4. 本会の年会費は、理事は13000円、評議員は10000円、会員は医師10000円、看護師・技師等医療関係者は5000円、準会員(一般)は3000円、賛助会員200,000円(年間)とする。
    5. 新規入会者は、入会申し込み時に入会費2000円を納入する。
    6. 理事長は、必要に応じて意識障害の治療に関するガイドラインの見直し委員会等の実務委員会を設置することができる。
    7. 会長が病気その他の事情により一時的に職務を遂行することが困難な場合は会長代理を補佐させることができる。
    8. 本会則は平成29年7月より施行する。

    〒464-0012 愛知県名古屋市中川区尾頭橋3丁目6番10号
    藤田医科大学ばんたね病院 脳神経外科内
    FAX:052-323-5800
    個人情報保護方針