日本意識障害学会 会員各位
日頃の日本意識障害学会へのご指導に心より厚く御礼申し上げます。
さて、令和2年は、新型コロナウィルスの世界的な影響により様々な活動が自粛される中、本学会におきましても学会開催の延期がありました。またこの状況下でも各種委員会や家族会はZOOM会議を通して討論を行ってきました。会員各位の皆様のご支援に感謝し、これまでにまとまってきました本学会の今後の流れをご報告いたします。
本学会 理事・監事・幹事会での討議を経て、この度日本意識障害学会では、意識障害の患者様のケアに特化し、お役にたてる日本意識障害学会 認定サポート医制度を設立致します。
日本意識障害学会認定サポート医制度は令和3年7月16日~17日に開催される第29回日本意識障害学会(上田 孝会長、宮崎)の開催以降に申請及び審査の手続きをスタート致します。
まずは医師を対象とした認定サポート医制度ですが、その後ご支援、ご指導頂いております看護職、医療関係者へと半年程度で拡充していく予定をしております。
また、この度本学会を一般社団法人化し更に社会に貢献できるよう皆さまのお力添えのもと活動を続けていく所存でございます。今後の流れにつきましては別紙をご参照願います。
学会としては今後も多職種と共に、意識障害の学問の探求、意識障害の患者様スコアリングをはじめ患者様、関係ご家族様のために尽力する所存でございます。
皆様のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
コロナ下での会員各位の皆様の健康を祈念いたします。
令和2年12月吉日
日本意識障害学会 理事長
加 藤 庸 子